蜜愛婚~極上御曹司とのお見合い事情~
「これ、前回みたいな枝物じゃないけど使うか?」


 彼がそう言いながらテーブルの上に包みを置く。


「ありがとうございます」

「ふぅ……疲れた」


 彼は早く着替えたかったらしく、ネクタイを外しながらソファーの上に置いてあったTシャツに気づいて手に取った。


「洗濯してくれたんだな。ありがとう」

「それがその……」


 私が口ごもっている間にTシャツを広げていた彼の手が止まった。もう手遅れだ。


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