MIYU~シングルマザー二十歳,もう一度恋します~
「返事,打たなきゃね」
美優の右手の指が,スマホのテンキーの上を高速で動いていく。
『MIYUです。メッセージありがとうございます。
私はついさっき,家に帰ってきたところです。バイトを終えてから保育園まで娘を迎えに行くのは確かに大変ですけど,娘の笑顔が疲れを癒してくれるので毎日がとても充実してます。
私のことを『魅力的だ』と言って頂けて,嬉しいです。私は,私自身のことはもちろん,娘のこともちゃんと知って頂いたうえでお付き合いを…と思っています。よかったら,またメッセージを交換しましょう』 ……
えいっ,と勢いで送信してから,美優は「送っちゃったよ……」と呟いた。
「"お付き合い"なんて勢いで書き込んじゃったけど,引かれてないかな」
最初のメッセージにこんなことを書いてしまう女は重いだろうか?婚活なんて初めてだから,正解が何なのか分からない。
でも,あんなに優しいメッセージを送ってくれる男性だから,引いてはいないだろう。先方だって,美優がシングルマザーであることを知ったうえで美優にアプローチしてきてくれたわけだし。
(っていうか,まだ一人めなんだよね。これで決めちゃってもいいんだろうか……?)
美優はちょっと先走りすぎた自分を反省した。
美優の右手の指が,スマホのテンキーの上を高速で動いていく。
『MIYUです。メッセージありがとうございます。
私はついさっき,家に帰ってきたところです。バイトを終えてから保育園まで娘を迎えに行くのは確かに大変ですけど,娘の笑顔が疲れを癒してくれるので毎日がとても充実してます。
私のことを『魅力的だ』と言って頂けて,嬉しいです。私は,私自身のことはもちろん,娘のこともちゃんと知って頂いたうえでお付き合いを…と思っています。よかったら,またメッセージを交換しましょう』 ……
えいっ,と勢いで送信してから,美優は「送っちゃったよ……」と呟いた。
「"お付き合い"なんて勢いで書き込んじゃったけど,引かれてないかな」
最初のメッセージにこんなことを書いてしまう女は重いだろうか?婚活なんて初めてだから,正解が何なのか分からない。
でも,あんなに優しいメッセージを送ってくれる男性だから,引いてはいないだろう。先方だって,美優がシングルマザーであることを知ったうえで美優にアプローチしてきてくれたわけだし。
(っていうか,まだ一人めなんだよね。これで決めちゃってもいいんだろうか……?)
美優はちょっと先走りすぎた自分を反省した。