MIYU~シングルマザー二十歳,もう一度恋します~
「――ねえ,美優。やっぱり僕も春奈ちゃんのお誕生会に,参加させてもらうワケには……いかないよね?」
「え…………」
運転しながら突拍子もないことを言い出した裕一に,美優は絶句した。
その気持ちはとても嬉しい。けれど,春奈と彼は,まだ一面識もない。そんなんで今日いきなり二人を引き合わせたら,春奈にしてみれば「このおじちゃん,ダレ?」ってことになるだろう。
「はあ。それはちょっと……」
美優は困惑顔で,やんわりとお断りした。「やっぱりムリだよなあ」と,彼は苦笑い。どうやら,ダメもとで言ってみただけらしい。
「その代わりっていったら何ですけど。今度の日曜日,あたしお休みなんです。だから,春奈も連れて,三人でどこかに遊びに行きませんか?」
「えっ?春奈ちゃんに会わせてくれるの?」
ちょうど赤信号に引っかかり,ぱあっと表情が明るくなった裕一が,助手席の美優を見る。
「はい。裕一さんの都合がよければ,ですけど」
「うん,僕は大丈夫。作家はスケジュールの自由が利くから。……じゃあ,どこに行きたいか春奈ちゃんと相談して,僕に連絡して?」
「分かりました。そうだなあ……,二,三日のうちには連絡できると思います」
「オッケー☆連絡待ってるね」
……次にまた(しかも,今度は春奈も交えて)会ってくれるということは,彼には美優と付き合っていくというはっきりとした意志がある,ということなのだろうか。
「え…………」
運転しながら突拍子もないことを言い出した裕一に,美優は絶句した。
その気持ちはとても嬉しい。けれど,春奈と彼は,まだ一面識もない。そんなんで今日いきなり二人を引き合わせたら,春奈にしてみれば「このおじちゃん,ダレ?」ってことになるだろう。
「はあ。それはちょっと……」
美優は困惑顔で,やんわりとお断りした。「やっぱりムリだよなあ」と,彼は苦笑い。どうやら,ダメもとで言ってみただけらしい。
「その代わりっていったら何ですけど。今度の日曜日,あたしお休みなんです。だから,春奈も連れて,三人でどこかに遊びに行きませんか?」
「えっ?春奈ちゃんに会わせてくれるの?」
ちょうど赤信号に引っかかり,ぱあっと表情が明るくなった裕一が,助手席の美優を見る。
「はい。裕一さんの都合がよければ,ですけど」
「うん,僕は大丈夫。作家はスケジュールの自由が利くから。……じゃあ,どこに行きたいか春奈ちゃんと相談して,僕に連絡して?」
「分かりました。そうだなあ……,二,三日のうちには連絡できると思います」
「オッケー☆連絡待ってるね」
……次にまた(しかも,今度は春奈も交えて)会ってくれるということは,彼には美優と付き合っていくというはっきりとした意志がある,ということなのだろうか。