MIYU~シングルマザー二十歳,もう一度恋します~
「いや,いいよ。よし,裕一おじさんが買ってあげよう!春奈ちゃん,どれがいい?」
「わーい♪じゃあねえ,ピンクのおリボンしてるコがいいなー」
(いいのかなあ,コレで?)
美優はこっそり首を傾げる。
今日初めて分かったけれど,裕一は春奈に甘い。これじゃ,春奈のためにもよくない。
この調子でいくと,彼は結婚後も,春奈に甘々な父親になりそうで,美優は急に心配になってきた。
「――ママー,ゆーいちおじさんにコレ,かってもらったよー☆」
ショップの袋を提げた春奈が,ルンルンで美優の元に戻ってきた。隣りには,申し訳なさげな表情の裕一が。
「ゴメンね,美優。僕,余計なことしちまったかな?」
「いえ,ありがとうございます。こちらこそゴメンなさい!春奈があなたにおねだりしちゃったみたいで……」
美優は顔から火が出るくらい恥ずかしくなって,穴があったら入ってその中に埋まってしまいたいと思った。
「いやいや。僕ら,もう他人じゃないんだからさあ。そんなに謝ってばっかりいないで。さっき,春奈ちゃんに『パパ』って呼んでもらえたし」
「ええっ⁉春奈,……ホントなの?」
あれだけ「いつ話そうか」と悩んでいたのに,自分の知らないうちにそんなことになっていたなんて……!
「うんっ!ゆーいちおじさん,ハルたんのパパになるんでしょ?」
「あー……,うん。そうだよ」
頷きながら,美優の心中は複雑だった。
「わーい♪じゃあねえ,ピンクのおリボンしてるコがいいなー」
(いいのかなあ,コレで?)
美優はこっそり首を傾げる。
今日初めて分かったけれど,裕一は春奈に甘い。これじゃ,春奈のためにもよくない。
この調子でいくと,彼は結婚後も,春奈に甘々な父親になりそうで,美優は急に心配になってきた。
「――ママー,ゆーいちおじさんにコレ,かってもらったよー☆」
ショップの袋を提げた春奈が,ルンルンで美優の元に戻ってきた。隣りには,申し訳なさげな表情の裕一が。
「ゴメンね,美優。僕,余計なことしちまったかな?」
「いえ,ありがとうございます。こちらこそゴメンなさい!春奈があなたにおねだりしちゃったみたいで……」
美優は顔から火が出るくらい恥ずかしくなって,穴があったら入ってその中に埋まってしまいたいと思った。
「いやいや。僕ら,もう他人じゃないんだからさあ。そんなに謝ってばっかりいないで。さっき,春奈ちゃんに『パパ』って呼んでもらえたし」
「ええっ⁉春奈,……ホントなの?」
あれだけ「いつ話そうか」と悩んでいたのに,自分の知らないうちにそんなことになっていたなんて……!
「うんっ!ゆーいちおじさん,ハルたんのパパになるんでしょ?」
「あー……,うん。そうだよ」
頷きながら,美優の心中は複雑だった。