過ぎた時間は違っても
今日、羽季に勝てたのはまぐれだったんだよ。じゃないと運動から離れていた私が今でも体を動かしている羽季に勝てるわけがないんだから。色んな偶然が重なって取る事が出来たゴールだったんだよ。

「自転車専用道路は来週の土曜だなー」

「だねー。体が持つと良いんだけど」

「大丈夫。考えがあるから」

羽季の任せてという表情ほど信用できない物は無いんだけど本当に信用して良いのかな。でも、これからもっと動けなくなっていくんだとしたら自分の足で動いたり遠出したりするのは今の内なんだよね。大丈夫かなとか、心配して悩んでいたら何も出来なくなっちゃうんだよね。
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