先生、好きって言って。




「ていうか、涼〜?このスカート丈短いんだけどどういう事なの?」





「僕好みだよ!大丈夫すごく似合ってるから。もうそのニーハイの靴下とスカートの間の太ももが最こ」





『よし、皆そろそろ準備しろよ。料理する人は下ごしらえしとけ。他のやつらはテーブルと、イスを綺麗に並べろ。あと宣伝するやつはちゃんとスケジュール話し合っとけよ。』





と、また涼が何か言いかけたところで先生が遮った。





「んー、じゃ、準備しますか!」




開店まであと15分。





今日まで一生懸命準備してきた。




成功するように頑張らなくちゃね。





「らんちゃーん!宣伝の事なんだけど、神木と一緒に行ってくれる?」



「あ、うん。分かった。」



「神木もいい?」



「もちろん。」





と、ドラキュラの衣装を着た神木くんが言った。




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