守る理由。
煌「…あんたら、仲良かった先輩のことをそうやって悪く言って…恥ずかしくならないんですか?」

響生「それを先にやったのが悠ちゃんだからじゃないの?」

煌「気安く先輩の名前を呼ぶのやめてくれません?」



普段は怒ったりはしない…どちらかと言えば無気力で、面倒事も嫌いなのが俺の性格だ。

だが、尊敬する先輩のことを悪く言われ…普通でいられるはずもないのだ。



煌「…璃奈先輩。」

璃奈「っ…」

煌「…あんたがそんな人だなんて、思いもしませんでした。」



それだけ言い捨て、先輩が走って行った方へ走る。





…先輩、俺は先輩の味方ですから…




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