あやかし神社へようお参りです。②


 「そう思うに至ったのには、何かしらの出来事があったんだよね? 何があったのか説明できる?」


 三門さんのその言い方が幼い妖たちを宥めるときの口調で、子供じみた反応をしていた自分に今度は顔が赤くなる。

 俯くように頷いて、ぽつりぽつりと昨日の出来事を話し始めた。


 全部話し終えると、始めはげらげらと笑っていた健一さんが真面目な顔になっていた。
 ふくりとみくりが認めたと話すと、ころりと態度を変えたのだ。大輔おじさんが健一さんの頭を無理やり押さえつけて謝れせてくれたので、まだ少し腹立たしさもあったけれどぐっと堪えた。


 「ふくりとみくりがそうだといったなら、麻ちゃんが見たのはユマツヅミさまで間違いないよ。ただ、ユマツヅミさま御本人ではないけれど」


 大輔おじさんは新聞紙をたたみなが言った。

 本人ではない? と繰り返すと、三門さんがひとつ頷いた。


 「ユマツヅミさまのような崇高な存在────所謂神さまは、その存在自体に強い影響力を持っているんだ」

 「あ、それ、みくりから聞きました」


 三門さんは一つ頷く。

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