あやかし神社へようお参りです。②


 「とりあえず明日、御札を回収しに行くんだけれど、麻ちゃん先に見に行ってくれないかん?」

 「わ、私がですか?」


 目を見開いて自分を指さす。三門さんは真剣な顔でひとつ頷いた。


 「麻ちゃんの守りの力はとても強力だから、そばにいる人なら一緒に守ってあげることができる。あと、何か気が付くことがあったら教えてほしいんだ」


 三門さんの言うことを勘太にすると、詩子を守りながら原因を探るということだ。私はそんな大層な役目を果たすことができるのだろうか。

 まだ三門さんからも祝詞を習ったこともないし、さっきの厄や穢れの話だって初めて聞いた。いざというときに三門さんみたいに誰かを守る力を持っているとは思えない。


 「大丈夫、僕が行くまでの二三時間だけの話だし、それにほら、『痛いの痛いの飛んでいけ』覚えてる?」

 にっこりと笑った三門さん。


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