しあわせ食堂の異世界ご飯4
本当であれば選んでもらいたかったのだが、こればかりは仕方がない。アリアが申し訳なさそうに言うと、ライナスはもちろんと頷いた。
「私はカレーもいただいたことがありませんから、食べるのがとても楽しみです」
「わたしも、アリアお姉さまのカレーは大好きです! それから、甘い卵焼きも食べたいです!」
「ありがとう、リズちゃん。ライナスさんも、すぐにお持ちしますから少々お待ちください」
アリアが笑顔で言うと、ライナスも嬉しそうに微笑んだ。
すぐ厨房に戻ると、カミルにカレーをお願いしてアリアは卵焼き作りに取りかかった。リズは甘い卵焼きが好きなので、ほんの少しだけ、いつもより砂糖を多めに入れてあげる。
(ライナスさんにも気に入ってもらえたらいいな)
鼻歌交じりで卵を焼いていると、カレーの準備をしていたカミルが話しかけてきた。
「ライナスさん、忙しいのかと思ってたけど……リズと出かけるくらいの余裕はあるみたいだな。ちょっと安心した」
「うん、そうだね。リズちゃんはライナスさんのことが大好きだから、ふたりで一緒にお出かけができて嬉しそうだったよ」
「私はカレーもいただいたことがありませんから、食べるのがとても楽しみです」
「わたしも、アリアお姉さまのカレーは大好きです! それから、甘い卵焼きも食べたいです!」
「ありがとう、リズちゃん。ライナスさんも、すぐにお持ちしますから少々お待ちください」
アリアが笑顔で言うと、ライナスも嬉しそうに微笑んだ。
すぐ厨房に戻ると、カミルにカレーをお願いしてアリアは卵焼き作りに取りかかった。リズは甘い卵焼きが好きなので、ほんの少しだけ、いつもより砂糖を多めに入れてあげる。
(ライナスさんにも気に入ってもらえたらいいな)
鼻歌交じりで卵を焼いていると、カレーの準備をしていたカミルが話しかけてきた。
「ライナスさん、忙しいのかと思ってたけど……リズと出かけるくらいの余裕はあるみたいだな。ちょっと安心した」
「うん、そうだね。リズちゃんはライナスさんのことが大好きだから、ふたりで一緒にお出かけができて嬉しそうだったよ」