しあわせ食堂の異世界ご飯4
「それじゃあ、食事をしてる間に作っておきますね」
「ありがとうございます」
話を終えて厨房に戻ろうとして、アリアはハッとする。
そして店内をくるりと見回してみて、特にこっちを見ている人がいないことに安堵し、ライナスを見た。
少しだけ声をひそめて、こっそりと。
「……今のことは、ほかのお客さんに内緒にしていただけますか? ライナスさんはリズちゃんのお父さんなので、特別なんです」
「おっと……そうですね。アリアさんの軽食を独り占めすることが周囲にバレたら、間違いなく恨まれてしまいそうです」
絶対に口外しませんと、ライナスが真面目顔で頷いた。
アリアが厨房に戻ると、ちょうどカレーが終わったらしくカミルが鍋の片付けを開始しているところだった。
どうやら、リズたちと雑談をしすぎてしまったらしい。
「ごめんね、カミル。任せちゃって……」
「ああ、気にすんなよ。もう落ち着いてきたし、問題ないぞ」
「ありがとう」
店内にいるお客さんで、今日の営業は終了のようだ。
(今日も順調でなによりだね)
本来、しあわせ食堂は昼のランチ営業と、夜の営業を行っていた。
「ありがとうございます」
話を終えて厨房に戻ろうとして、アリアはハッとする。
そして店内をくるりと見回してみて、特にこっちを見ている人がいないことに安堵し、ライナスを見た。
少しだけ声をひそめて、こっそりと。
「……今のことは、ほかのお客さんに内緒にしていただけますか? ライナスさんはリズちゃんのお父さんなので、特別なんです」
「おっと……そうですね。アリアさんの軽食を独り占めすることが周囲にバレたら、間違いなく恨まれてしまいそうです」
絶対に口外しませんと、ライナスが真面目顔で頷いた。
アリアが厨房に戻ると、ちょうどカレーが終わったらしくカミルが鍋の片付けを開始しているところだった。
どうやら、リズたちと雑談をしすぎてしまったらしい。
「ごめんね、カミル。任せちゃって……」
「ああ、気にすんなよ。もう落ち着いてきたし、問題ないぞ」
「ありがとう」
店内にいるお客さんで、今日の営業は終了のようだ。
(今日も順調でなによりだね)
本来、しあわせ食堂は昼のランチ営業と、夜の営業を行っていた。