しあわせ食堂の異世界ご飯4
「まじか……なんていうか、やっぱアリアはすごいな。天才だ」
「それ、最初に料理を作ったときにも言ってたよ」
 アリアはカミルにカレーを振る舞ったときも、同じように天才かと言われたことを思い出す。
「仕方ないだろ、褒める言葉がそれくらいしか思いつかなかったんだから……」
 カミルはぶうたれながらも、アリアの作業を目で追っている。
「家庭料理だから、そんなに手間のかかる工程じゃないんだよ。味噌が手に入るなら、しあわせ食堂のメニューに加えたいくらい!」
 スープに使う食材は特に決まっていないので、家庭の味も作りやすい。仮にしあわせ食堂で提供するのであれば、具材は日替わりというのもありだ。
「かぼちゃに、里芋に、しいたけに、ゴボウとネギそれから白菜に……あとはもう数種類、野菜を入れて、お肉も」
「かなり具だくさんだな」
「うん。麺だけだとお腹も空きやすいだろうけど、これだけほかの具が入ってたら満足度も高いでしょ?」
「ああ、満腹になると思う!」
 お腹にもいい、栄養満点の料理だ。
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