しあわせ食堂の異世界ご飯5
落ち着いたブラウン系統の色味で整えられたゲストルームにふたり、いったいなんの話があるのだろうとアリアの心臓は鳴りっぱなしだ。
しかも、セレスティーナは見るからに機嫌が悪い。窓から外を眺め、なにを考えているのかもわからない。
(どうして私ばっかりこんな目に……)
連れてきた張本人のくせに、セレスティーナはじっと黙ってしまいしゃべらない。
(私がなにか話題提供をすべき?)
けれど、彼女が雑談をするためにアリアとふたりきりになるのは考えにくい。そう思っていると、セレスティーナが振り向いてアリアを見た。
「……アリア様、リベルト陛下との婚約は決まりまして?」
「え……? いえ、そのようなことはございませんが」
そもそもアリアとリベルトの婚約が決まったのだとしたら、今日の入場でエスコートをされているはずだ。それがないのに、婚約者になっているわけがない。
「そう、あなたではないの」
「セレスティーナ様?」
あまり要領を得ない彼女の言葉に、アリアはもやもやする。
これでは、リベルトが誰かと婚約をし、それがアリアではないと言われているようなものだ。
「ここから先は、座って話しましょう」
しかも、セレスティーナは見るからに機嫌が悪い。窓から外を眺め、なにを考えているのかもわからない。
(どうして私ばっかりこんな目に……)
連れてきた張本人のくせに、セレスティーナはじっと黙ってしまいしゃべらない。
(私がなにか話題提供をすべき?)
けれど、彼女が雑談をするためにアリアとふたりきりになるのは考えにくい。そう思っていると、セレスティーナが振り向いてアリアを見た。
「……アリア様、リベルト陛下との婚約は決まりまして?」
「え……? いえ、そのようなことはございませんが」
そもそもアリアとリベルトの婚約が決まったのだとしたら、今日の入場でエスコートをされているはずだ。それがないのに、婚約者になっているわけがない。
「そう、あなたではないの」
「セレスティーナ様?」
あまり要領を得ない彼女の言葉に、アリアはもやもやする。
これでは、リベルトが誰かと婚約をし、それがアリアではないと言われているようなものだ。
「ここから先は、座って話しましょう」