執着求愛~一途な御曹司の滴る独占欲~
「ここからは少しだけ、プライベートの話をしてもいい?」
その問いかけに動揺しながら「内容によります」と短く返す。すると雅文は小さく息を吐き、体をソファの背もたれにあずけた。
「まどかは俺がアメリカに行ってから、番号もアドレスも全部変えたんだな」
その言葉に、心が一瞬うわつく。
私の番号が変わったと知っているということは、もしかして私と連絡を取ろうとしてくれた?
それをうれしいと感じてしまう自分を、うぬぼれるなと心の中でいましめる。
「新しい連絡先、教えてくれる?」
「ざわざ私に聞かなくても、調べればすぐにわかると思いますけど」
「まぁ、そうなんだけど。下心ありで連絡したいからまどかから直接聞きたかった」
ストレートな言葉にぶわっと頬が熱くなる。落ち着け自分。こんなことで動揺するな。