執着求愛~一途な御曹司の滴る独占欲~
私がぽかんとしていると雅文は複雑そうな表情でこちらをのぞきこむ。
「想像と違ってがっかりしてる?」
そうたずねた雅文に、私は慌てて首を横に振った。
「がっかりするわけないよ!」
「本当に?」
甘く問われ、頬に熱が集まるのを感じながらうなずく。
「私が瀧内くんのはじめての恋人だなんて、すごくうれしい」
感激のあまり涙声になった。うるんだ私の瞳に気付いた雅文が、優しい笑みをこぼしながら指で目じりをそっとなぞった。
「広瀬。キスしたい」
そうささやかれ、背筋が甘く震える。
「でも、ここ、会社だよ……?」