執着求愛~一途な御曹司の滴る独占欲~
息をのむ暇もなく、唇をふさがれた。夜風に吹かれひんやりと冷たくなった唇に、熱を押し当てられ心臓が大きく跳ねる。
「雅文……、ん」
なんとか胸を押し返し、やめて、と拒否をしようとすると、唇の隙間から舌が差し込まれ言葉を奪われた。
強引なキスに反応した体がどんどん熱を持っていくのがわかる。
雅文の体を押し返そうとしていた私の腕から力が抜けると、強く抱きしめられた。
「まどか、好きだ」
キスの合間にそうささやかれ、少しも酔っていないはずなのに簡単に理性がくずれた。