執着求愛~一途な御曹司の滴る独占欲~

そんな会話をしながら笑いあっていると、「青山さんに続けてもらえることになってよかったな」と背後から声が聞こえてきた。

「あ、瀧内さん……!」

 そこにいた雅文の姿に、青山さんの声のトーンが上がる。雅文はこちらに類てくると青山さん人向かって話しかける。

「青山さん。広瀬の言う通り、ほかの人と比べて自分の劣っているところがあったとしても、それを恥じたりあせったりする必要はないからね」

 そう言われた青山さんは、わずかに頬を染め緊張しながらも「はい」とうなずいた。
 そんな彼女の顔をのぞきこんだ雅文は凛と澄んだ声で続ける。

「だけど、過去の自分と比べて今の自分が成長できていないのは恥ずべきことだから。これから青山さんは青山さんらしく成長していってくれるのを期待してるよ」

 まっすぐに視線を合わせて言った雅文に、青山さんの背筋がぴんとのびた。

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