ニーハオ!パンヤオ!



大広間に戻った後、四神たちは天音たちを椅子に座らせておもてなしを始める。

朱雀が巫女のような衣装から袖の長い衣装に着替え、中国舞踊を披露する。その時に、どこからやって来たのか、何人もの踊り子が現れて楽器を奏でて踊り出す。

その優雅な舞に、天音たちの目は釘付けになった。

「朱雀様は舞が上手ある。朱雀様には誰も敵わねえあるよ」

ファリンはそう言っていた。

次に、青竜と玄武が中国の格闘技を披露する。どちらも勝利を譲らない激しいバトルに、柊と光樹が目を輝かせた。

「すげえ!テレビの試合よりすげえ!」

二人は何度もそう呟いていた。

次に、白虎が中国の神話の劇を披露する。迫力のあるアクションシーンや、切ないシーンに、天音の胸は感動で震えた。

そして、梅の花が咲いている綺麗な中庭に移動し、天音たちは点心をすることになった。点心とは、軽食や間食という意味だ。

「飲み物はどうする?烏龍茶か?ジャスミン茶?それともプーアール茶か?」
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