ニーハオ!パンヤオ!
天音たちは四神たちに気に入られ、この城に今夜は泊まっていくことになった。

夕食もおいしい中国料理を振る舞われ、立派な広いお風呂に浸かる。寝室も豪華絢爛なものだった。

「ワンアン(おやすみ)ある〜!!」

「おやすみなさい!」

挨拶をし、それぞれ与えられた部屋に入る。天音の部屋は、温かみのある中国の家具が揃えられた部屋だ。

非現実的なことばかり起こっているが、天音は中国旅行に来て初めて楽しいと思っている。天音はフカフカのベッドに横になっていた。

コンコンコン、とドアがノックされる。天音は体を起こし、「はい」と返事をした。

「私あるよ!入っていいあるか?」

天音が返事をする前に、ファリンは部屋に入って来ていた。そして、「いい部屋あるな……」と呟く。

「どうかしましたか?」

天音が訊ねると、「ちょっとやってみたいことがあったあるよ」とファリンは言う。

「やってみたいこと、ですか?」

「私、女の子の友達があまりいねえある。だから、女の子同士で話をいっぱいしてみたかったあるよ!」
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