ニーハオ!パンヤオ!
女性は柊と光樹にも漢服を渡す。二人も着替え、お店を後にした。

道は、先ほどとは打って変わって賑やかになっている。

「これからどこへ行くんですか?」

天音が訊ねると、ファリンは「桃源郷を案内するある!そして、この桃源郷を治めている神に会いに行くあるよ!」と笑った。



ファリンに案内され、天音たちは京劇観賞をしたり、パンダと触れ合ったりと楽しい時間を過ごす。

柊と光樹がブラブラと街を散策しに行った間に、天音とファリンは中国エステをしてもらったりした。

お腹が空いてきたので、天音たちはご飯を食べにお店へと入る。

「いらっしゃい!ファリンと人間のお客さんだね」

鬼の店員が天音たちをニコニコしながら出迎える。「ニーハオ!(こんにちは!)」と恐れることなくファリンは挨拶した。

「今日はサービスでいつもより安いよ〜」

鬼たちはニコニコしながら働いている。怖いイメージを持っていた天音は驚いた。

「フフッ。とっても優しい奴らあるよ!」

天音の心を見透かしたかのように、ファリンが笑う。
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