二度目は本物の恋をしよう【番外編追加】

月曜日のランチタイム私からクミちゃんを誘って、一緒にカフェでランチ。

「クミちゃん~、私もう無理かも。」

金曜日から土曜日にかけてあったことを、クミちゃんに話をきいてもらう。

「こんなに好きなのに2番目なんて、やっぱりつらい、って思う気持ちとそれでも一緒に居たいって気持ちと、どうしたらいいのかわからなくなってきた」


「そんなにいい?東山さんって。2番目でもいいって思うほど一緒に居たい気持ちがよくわからないんだよねぇ」
と言っていたし、
「愛海にはもっと年齢が近くて話が合う人のほうがいいと思う」

クミちゃんには同じことをずっと言われてきた。

案の定、今日も
「健の友達、紹介するよ。健からも言われてるんだよね、愛海結構人気あるのよ。若いし」

「ふふ。若いしね。」

若い、かあ。東山さんの彼女もきっと年上。もしかしたら東山さんくらいの人かもしれない。東山さんも私が「若い」から珍しかったのかな。。
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