二度目は本物の恋をしよう【番外編追加】
東京に戻ってすぐ、営業部門の既存のシステムに仕様変更があり簡単な修正のため、俺一人で対応することになった。
打合せに出向くと俺より2~3歳年下かな、という風貌の磯村という男性が出迎えてくれて、仕事も難なくこなすことができた。割と気さくに話せる男で打合せのあと、飲みに行くことになった。

「東山さんって、新宿ビルいたことありました?」

「うん。もう3年以上前になるけど。」

「ですよね。俺も営業部でしたけど同じビルにいたことありました。愛海ちゃんの先輩ですよね?」

「うん・・・・愛海、知ってるの?」

「はい。俺の彼女、愛海ちゃんと同期で親友なので・・・愛海ちゃんとも何度も会ったことあって。」

「愛海、元気にしてる?」

「うん、まあ・・今はだいぶ元気になったみたいですけど、一時期はちょっと色々あって・・・」

・・・・
嫌な予感がした。島田絡みだろうか。


「もしかして、島田?」

「・・・やっぱり、東山さんって愛海ちゃんと付き合ってた方ですよね?まえにクミから聞いたことあって・・。島田さんのことは、どこまで?」

「俺と別れるとき島田と付き合うことにしたって言われて・・・島田、女絡み評判悪いし、愛海に本気なのかもわからないし心配だったけど、愛海が島田に本気だったみたいだから別れたんだ。俺も、あの頃、色々だらしなくて愛海のこと、傷つけたりもしたから・・」
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