二度目は本物の恋をしよう【番外編追加】
土日、何もしないまま過ぎてしまった。島田さんに連絡もできないままだ。
そういえば、もともと私の部屋に来ないときにメッセージを送っても、ほとんど返信がこない。一度それを聞いたら、どうせすぐ会うと思って、、と言っていた。普段マメな島田さんらしくないな、とその時に思ったのを思い出した。
はあ…私が鈍いだけだったのかな。
いつもどおり、日曜の夜、島田さんがやってきた。
私は島田さんの顔がまともに見れず、これから話をしなければならないことを思うと、心臓が張り裂けそうだ。
「愛海、どうしたの?なんかあった?」
「色々なことが、分かった。島田さんに結婚を考えてる彼女がいること。同期たちの間では彼女が有名なこと。営業部門での懇親会のとき、結婚のお祝いをしてもらったこと。彼女が…私と似てるってこと」
「愛海・・・
違うんだ。結婚はやめようと思ってる。ちゃんとしようと思ってたんだ。だから・・・」
「結婚をやめるって、彼女と別れるってこと?」
「うん」
「うそ!結婚やめようと思ってる人をなんで同期の飲み会に連れて行くの?」
「愛海の存在を隠したまま、円満に別れたいんだ。結婚まで話が進んでしまって、両家の親の問題もある。あと、この前は、兄貴のマンションって言ったけど実はあれは俺のマンションで、結婚後住む予定のものなんだ。それも整理しないと」
「マンションの契約なんて、最近じゃん!あの不動産屋さんから電話あったときは、まだ契約してなかったんでしょ?あの頃はもう私と付き合ってた!契約なんかしなきゃよかったじゃん」
そういえば、もともと私の部屋に来ないときにメッセージを送っても、ほとんど返信がこない。一度それを聞いたら、どうせすぐ会うと思って、、と言っていた。普段マメな島田さんらしくないな、とその時に思ったのを思い出した。
はあ…私が鈍いだけだったのかな。
いつもどおり、日曜の夜、島田さんがやってきた。
私は島田さんの顔がまともに見れず、これから話をしなければならないことを思うと、心臓が張り裂けそうだ。
「愛海、どうしたの?なんかあった?」
「色々なことが、分かった。島田さんに結婚を考えてる彼女がいること。同期たちの間では彼女が有名なこと。営業部門での懇親会のとき、結婚のお祝いをしてもらったこと。彼女が…私と似てるってこと」
「愛海・・・
違うんだ。結婚はやめようと思ってる。ちゃんとしようと思ってたんだ。だから・・・」
「結婚をやめるって、彼女と別れるってこと?」
「うん」
「うそ!結婚やめようと思ってる人をなんで同期の飲み会に連れて行くの?」
「愛海の存在を隠したまま、円満に別れたいんだ。結婚まで話が進んでしまって、両家の親の問題もある。あと、この前は、兄貴のマンションって言ったけど実はあれは俺のマンションで、結婚後住む予定のものなんだ。それも整理しないと」
「マンションの契約なんて、最近じゃん!あの不動産屋さんから電話あったときは、まだ契約してなかったんでしょ?あの頃はもう私と付き合ってた!契約なんかしなきゃよかったじゃん」