欲しがりな幼なじみ


え、なんて、間抜けな声を出すわたし。


それから、由良くんはその細長い指でわたしの首筋をツーッとなぞった。



「ちょっ、くすぐったい」



やめてよ。そう言いながら身をよじる。




「お前、風呂上がり?」

「そ、うだけど」

「ふーん……」




少し、なにかを考えているようだった由良くんが、動いた。

なぞっていた首筋を、ゆっくりと下にずらしていく。


鎖骨あたりまで来たとき、由良くんはわたしのことをじっと見た。




「この服の下、どうせ何も着てないんだろ」

「え」

「今ここで、これ、脱がすのなんて簡単に出来るけど、」

「っ、な」




ビッ、と襟元を引っ張る由良くんに、わたしは体中の熱が顔に集まるのを感じた。

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