完璧人間サマは私に夢中。
半ば無理矢理兎羽を書記にしてから数日が経った。
兎羽はアンケートの集計作業があまり好きじゃないらしく、唸りそうな表情で情報をまとめていた。
兎羽が、俺の目の届く所にいる。
それだけで心に余裕ができる俺は、やはりおかしいのかもしれない。
そしてできた余裕で考えるのは、兎羽のことばかりで。
いかに他の人と同じような態度で兎羽に話しかけるかを考えるのが日課になっていた。
結果的に兎羽の仕事が増えちゃってるけど、そこはご愛嬌ってことで。
かわいい。好き。愛しい。
兎羽にバレないように気を遣いながら、感情を隠さないで兎羽を見つめる。
自分でどんな顔をしてるのかはわからないけど、きっと普段の無表情に近い顔とはかけ離れたものだろう。
時々マサとかシュンが何か言いたげな顔をするけど、視線で黙らせる。