極道の娘の恋物語
屋敷の外に出ると予想通り東条組がおされていた。

後燕は武器を使うのだ。

それに比べ東条組は素手だ。

武器を使うべきだと思う楓は自分の代で変えてやろうと考えていた。



楓は桐を見つけると千秋に守られながら桐の所へ行った。

「今椿さんに応援頼みました。椿さんが来るなら玲太さん、蓮も来るはずです。」


「ご苦労。恐らくだが家の情報が漏れている。今日は家の守りが少なかった、知っているだろう?」

「はい。情報が漏れているか確認します。あと後燕は足元救われると弱いです。失礼します。」



そういうと千秋をつれて屋敷に戻った。


屋敷も侵入される可能性があるがまだ大丈夫だろう。

そう思い楓は情報漏洩しているか調べ始めた。





情報が流れた形跡はなさそうだ…。

つまり舎弟の中でも上の地位にいる者が個人的に情報をながしているのだろう。

楓が調べている間に西口組が合流し一気に東条組の有利になったので後燕は退散した。
< 3 / 6 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop