【極上旦那様シリーズ】きみのすべてを奪うから~クールなCEOと夫婦遊戯~
尊さんが私のために選んでくれたもの……一体なんだろう。
わくわくしながら一つ目の紙袋から包装紙に包まれた箱型のものを取り出し、包装を剥がしていく。
「これは、もしかして……」
段々と箱そのものが見えてくるにつれ、なんとなく中身に予想がつきわくわくが興奮に変わっていく。
尊さん、もしかして私にとってはたまらなくうれしいお土産を……!
はやる気持ちを抑えつつようやく取り出したのは、ドールハウスの手作りキット。
箱の側面には完成図の写真が印刷されていて、北欧ならではの、お洒落さとあたたかみのあるインテリアが詰まった家が出来上がるようだ。完成すれば、すでに持っているドールハウスとはまた違うテイストのコレクションが増える。
早く作って飾ってみたい……!
「すごい、尊さん……! 最高のお土産です、これ!」
「はは、最高ときたか。そこまで喜ばれると、もうひとつの方は引っ込めたくなるな」
自信なさげに、もうひとつの紙袋を見つめる尊さん。
そういえば、そっちは私の好みというより、彼自身が好きで買ってきたような話しぶりだったっけ。それはそれですごく気になる……。