一途な執事と甘いティータイム



「なんであんなにみんな大河のことが好きなわけ?」



ずっと思っていた疑問を美菜子にぶつける。



「んー、やっぱりイケメンだからじゃないかなぁ?」



「確かにイケメンの部類だと思うけど……」



私には理解できない。



「前から思ってたんだけど、なんでそんなに大河くんが嫌いなの?もしかして知り合いとか?」



美菜子はとても勘が鋭い。



「ま、まさかっ!私、ああいうチャラい人苦手なんだよね…だから転校初日から馴れ馴れしくされてちょっと……」



私がそう言うと美菜子も納得してくれたようで「馴れ馴れしいのは嫌かも」と共感してくれた。



「もしかして大河くん、菓乃に気があるのかもよ?」



実際に大河が私のことをどう思っているのかはわからない。



ただ婚約者だからちょっかいをかけてきているのかもしれない。



はたまた、ゲーム感覚で私を落とそうとしているのかもしれない。


< 145 / 267 >

この作品をシェア

pagetop