一途な執事と甘いティータイム
「なんであんなにみんな大河のことが好きなわけ?」
ずっと思っていた疑問を美菜子にぶつける。
「んー、やっぱりイケメンだからじゃないかなぁ?」
「確かにイケメンの部類だと思うけど……」
私には理解できない。
「前から思ってたんだけど、なんでそんなに大河くんが嫌いなの?もしかして知り合いとか?」
美菜子はとても勘が鋭い。
「ま、まさかっ!私、ああいうチャラい人苦手なんだよね…だから転校初日から馴れ馴れしくされてちょっと……」
私がそう言うと美菜子も納得してくれたようで「馴れ馴れしいのは嫌かも」と共感してくれた。
「もしかして大河くん、菓乃に気があるのかもよ?」
実際に大河が私のことをどう思っているのかはわからない。
ただ婚約者だからちょっかいをかけてきているのかもしれない。
はたまた、ゲーム感覚で私を落とそうとしているのかもしれない。