私の彼は世界一の有名人。〜世界トプ選手との恋愛事情〜
はぁ、さすがトップ選手だな。



いろいろ甘やかされ過ぎじゃない?



まぁ、こっちは楽でいいけど。



フィールドに出るとカメラのシャッター音と
歓声が聞こえる。



レオが丁度ボールを蹴っている所だ。



それを無視してフィールドの芝を触る。



まだまだ新しい芝だ。



全体的に青々としてるから
結構最近整備をされている。



うん、これなら怪我もしにくい。



芝から降りてすぐ側のベンチに座る。



バインダーには大量の紙を挟み
1番上の紙に



【Reorudo・Smith】



そう表記する。



その右下に芝の状態、天候、気温、湿度など
肌の感じで分かる限りを書き込む。



ピィー!!



笛の音で全員が集合する。



「今日の練習は、」



監督の声が微かに聞こえる。



ん?あれ???



そう言えば、



レオって日本語ほとんどわかんなくない?




レオを見ると意味が分からなくて
顔を顰めている。
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