クールなオオカミの過剰な溺愛



やっぱり煌哉は恋愛というもの自体興味がなさそうだ。


「あっ、そういえば煌哉。
今日はバイト?」

ちょうどマンションが見えてきたため、煌哉にバイトがあるのか聞いてみた私。


もちろんそれには理由があるのだけれど。



「いや、今日はねぇけど」
「じゃあ私の家においでよ!」

バイトがなくて助かった、と素直に思った私。


実は明日に英語の小テストがあるのだけれど、合格点を超えないと放課後残されてしまうらしく。

小テストだからと余裕をぶっこいていた私は、昨日に英語のノートを見直した際絶望したのを覚えている。


「なんで?」
「英語の小テストの部分、教えてほしいです…!」

「……ふっ、言うと思った。
別にいいけど」


私が何を頼むのかわかっていたようで、煌哉は笑みを浮かべながら了承してくれた。

< 73 / 300 >

この作品をシェア

pagetop