クールなオオカミの過剰な溺愛
やっぱり煌哉は恋愛というもの自体興味がなさそうだ。
「あっ、そういえば煌哉。
今日はバイト?」
ちょうどマンションが見えてきたため、煌哉にバイトがあるのか聞いてみた私。
もちろんそれには理由があるのだけれど。
「いや、今日はねぇけど」
「じゃあ私の家においでよ!」
バイトがなくて助かった、と素直に思った私。
実は明日に英語の小テストがあるのだけれど、合格点を超えないと放課後残されてしまうらしく。
小テストだからと余裕をぶっこいていた私は、昨日に英語のノートを見直した際絶望したのを覚えている。
「なんで?」
「英語の小テストの部分、教えてほしいです…!」
「……ふっ、言うと思った。
別にいいけど」
私が何を頼むのかわかっていたようで、煌哉は笑みを浮かべながら了承してくれた。