クールなオオカミの過剰な溺愛
「あっ、この文法ってそういう意味だったの!?」
「そうだけど逆になんだと思ってたんだよ」
そうしているうちに理解が深まり、解ける問題がどんどん増えていく。
「終わったー!」
今回は小テストのため、範囲も広くないためか2時間ほどでひと通り終わった。
「これで合格点は超えるだろ」
「本当…!?ありがとう、やっぱり煌哉の教え方が一番理解できるや」
私は先生よりもわかりやすいと思う。
今回も煌哉のおかげでなんとか乗り越えられそうだ。
「どういたしまして。
合格点、超えろよな」
「あっ、プレッシャーはダメだからね」
「小テストなんだからプレッシャーもクソもないだろ」
「放課後の居残りを回避したいの!」
私にとったら小テストでも命懸けなのだ。