大人の女に手を出さないで下さい
あれ以上英隆の顔を見ていられなくて、どくんどくんと嫌な動きをする心臓を抑え込みながらベッドにもぐり息をひそめる。
しかし、英隆とは同じベッドで寝ているのでいずれ彼は来てしまう。
どれくらいたったのだろうか、寝室に入ってきた英隆は暫くじっとしていたようで物音も聞こえない。
梨香子は寝てしまおうと目を瞑るも眠れそうになかった。
英隆は自分の顔を見たのだろうか?
暫く物音がしなかった部屋には衣擦れの音が聞こえ、そして隣に英隆が入ってきてベッドが軋む。
また静寂が部屋の中を包み、梨香子は隣の英隆が気になって寝ようと言い聞かせてもダメだった。
そっと抜け出しリビングに行くと力なくソファーに項垂れる。
頭を抱えていたところでドアの開く音がした。
「梨香子…」
「こ…来ないで!」
「梨香子聞いてくれ、これは違うんだ」
「何が違うって?男のくせに自分で口紅を塗ってたとでも言いたいの?」
「ごめん、梨香子…」
聞きたくないと頭を振り英隆から顔を背けた。
英隆は自分で気が付いていなかったようだが帰ってきた時、口の周りがキラキラしていてそれが女性の付けるグロスだと梨香子は直ぐに気が付いた。
英隆は夜遅くまで家に帰って来ず何をしていたのかは容易に想像できる。
しかし、英隆とは同じベッドで寝ているのでいずれ彼は来てしまう。
どれくらいたったのだろうか、寝室に入ってきた英隆は暫くじっとしていたようで物音も聞こえない。
梨香子は寝てしまおうと目を瞑るも眠れそうになかった。
英隆は自分の顔を見たのだろうか?
暫く物音がしなかった部屋には衣擦れの音が聞こえ、そして隣に英隆が入ってきてベッドが軋む。
また静寂が部屋の中を包み、梨香子は隣の英隆が気になって寝ようと言い聞かせてもダメだった。
そっと抜け出しリビングに行くと力なくソファーに項垂れる。
頭を抱えていたところでドアの開く音がした。
「梨香子…」
「こ…来ないで!」
「梨香子聞いてくれ、これは違うんだ」
「何が違うって?男のくせに自分で口紅を塗ってたとでも言いたいの?」
「ごめん、梨香子…」
聞きたくないと頭を振り英隆から顔を背けた。
英隆は自分で気が付いていなかったようだが帰ってきた時、口の周りがキラキラしていてそれが女性の付けるグロスだと梨香子は直ぐに気が付いた。
英隆は夜遅くまで家に帰って来ず何をしていたのかは容易に想像できる。