大人の女に手を出さないで下さい
それでこの話は終わりとなり梨香子たちは表面上普通に生活をしていた。
梨香子の情緒も安定してきたからか英梨紗も夜泣きをしなくなった。
いつもより帰りが早くなった英隆と英梨紗が仲良く絵本を読んでるのを眺めながら、これでよかったのか、梨香子は散々悩んだ。
皮肉なことに早く帰っくるようになった英隆は英梨紗を構うようになり英梨紗も懐いている。
でも、梨香子の心はあの時止まったままだ。
関係を修復したと言っても表面上だけで心はついて行かない。
少しでも英隆の帰りが遅くなるとあの日の光景が蘇り梨香子を苦しめる。
気にしすぎの自分が悪いのか?なんで許してやれない?忘れてしまえばいいのにと英隆を信じきれない自分を責めた。
そんな折、以前勤めていた雑貨店に顔を出すと、今度新しく出来る商業施設でテナントを募集していてやってみないかと打診された。
結婚前まで雑貨が好きで働いていたこの店でそんな話を聞いて、好きな雑貨に囲まれて働くことへのワクワク感と、これで自立できるという思惑が梨香子をやる気にさせた。
信じきれない英隆との生活とそんな自分を許せない心の葛藤は悲しい決断に導くのに十分だった。
「そうか…いいんじゃないか?」
店をやると宣言すると英隆は少し考えるそぶりをしてさびしそうに笑って言った。
離婚へのカウントダウンが始まったのだと薄々感付いているようだった。
梨香子の情緒も安定してきたからか英梨紗も夜泣きをしなくなった。
いつもより帰りが早くなった英隆と英梨紗が仲良く絵本を読んでるのを眺めながら、これでよかったのか、梨香子は散々悩んだ。
皮肉なことに早く帰っくるようになった英隆は英梨紗を構うようになり英梨紗も懐いている。
でも、梨香子の心はあの時止まったままだ。
関係を修復したと言っても表面上だけで心はついて行かない。
少しでも英隆の帰りが遅くなるとあの日の光景が蘇り梨香子を苦しめる。
気にしすぎの自分が悪いのか?なんで許してやれない?忘れてしまえばいいのにと英隆を信じきれない自分を責めた。
そんな折、以前勤めていた雑貨店に顔を出すと、今度新しく出来る商業施設でテナントを募集していてやってみないかと打診された。
結婚前まで雑貨が好きで働いていたこの店でそんな話を聞いて、好きな雑貨に囲まれて働くことへのワクワク感と、これで自立できるという思惑が梨香子をやる気にさせた。
信じきれない英隆との生活とそんな自分を許せない心の葛藤は悲しい決断に導くのに十分だった。
「そうか…いいんじゃないか?」
店をやると宣言すると英隆は少し考えるそぶりをしてさびしそうに笑って言った。
離婚へのカウントダウンが始まったのだと薄々感付いているようだった。