アナタと、キスと、銃声と。
翔平ちゃんは、私の腰に腕を回して膝に頭を置いてすやすや、寝始めた。
お、お腹の当たりがくすぐったい…っ。
でも、動いたら起きちゃうし…。
でもくすぐったいよ…!
我慢我慢…と、頭の中で違うことを色々考えながら早く家につけーとおもっていた。
家の近くの景色になった頃。
下を見てみる。
綺麗な横顔。
もっとはっきり見たくなって、髪の毛を耳にかけてみる。
「うわあ…まつ毛ながっ」
羨ましいほど長いまつ毛。
頬を撫でると、ピクっとまぶたが動く。
…可愛いなあ…。
顔を近づけて、軽く頬に口付け。
ああ…好きだな…。
仕事以外の時に見せてくれるこの顔が1番好き。