オタクですけど、何か?~友情編~
ああああ朱美ぃぃいいいいーーい///!!
超ナウい!!
※死語です。
超絶マブい!!
※とことん死語です。
もう本当に朱美は僕のエンジェルちゃんです!!
全身の血液が沸騰して鼻から噴火しそうになるのを手で抑え込む。
「ど、どうぞ」
「え…、でも…私に貸してくれたら…貴方が濡れちゃう……」
「僕、ここから近いんですよ。走って帰れるので安心して下さい」
そう言い切り、強引に傘を渡して雨の中に身を投じた。
冷たい水滴がこの火照った身体を冷やしてくれる。
それが最高に気持ち良かった。
まさかこの学校に朱美に似た方がいたとは知らなかった。
明日からの学校生活に心なしか胸が弾む。
学校が楽しみの対象になるなんて、僕にとって生まれて初めての事でした――――。