若奥さまと、秘密のダーリン +ep2(7/26)
なかなか会えない友人同士、他にも積もる話がある。
でも今日は平日なので、みな明日も仕事である。学生の頃のようなわけにはいかない。十時になる頃解散しそれぞれが車を呼んで帰っていった。
夕翔だけは迎えの時間を三十分遅らせた。
もう少しここで。
ひとりで飲みたいと思った。
――柊子。
彼女もまた幼馴染だった。
いつも明るく元気で、令嬢の割には気が利く、他人を思いやる優しい女の子だった。
幼い頃、よく熱を出していた夕翔を『ゆう、大丈夫? お熱はない?』と心配し、小まめに額に手をあててきた柊子。
このままずっと一緒にいるものだと信じて疑わなかった。
というのも、一貫校である青扇学園の幼稚舎からいる生徒たちは、夕翔のように両親の海外出張について行くような場合を除き、大学までずっと青扇に進むことが多かったからである。ちなみに洸も仁も幼稚舎から大学までずっと青扇だ。
でも中学の時、ある日を境にピタリと柊子が登校しなくなった。
でも今日は平日なので、みな明日も仕事である。学生の頃のようなわけにはいかない。十時になる頃解散しそれぞれが車を呼んで帰っていった。
夕翔だけは迎えの時間を三十分遅らせた。
もう少しここで。
ひとりで飲みたいと思った。
――柊子。
彼女もまた幼馴染だった。
いつも明るく元気で、令嬢の割には気が利く、他人を思いやる優しい女の子だった。
幼い頃、よく熱を出していた夕翔を『ゆう、大丈夫? お熱はない?』と心配し、小まめに額に手をあててきた柊子。
このままずっと一緒にいるものだと信じて疑わなかった。
というのも、一貫校である青扇学園の幼稚舎からいる生徒たちは、夕翔のように両親の海外出張について行くような場合を除き、大学までずっと青扇に進むことが多かったからである。ちなみに洸も仁も幼稚舎から大学までずっと青扇だ。
でも中学の時、ある日を境にピタリと柊子が登校しなくなった。