若奥さまと、秘密のダーリン +ep2(7/26)
『そうですか、それはよかったです。お待ちしておりますね』
「こちらこそよろしくお願いします」

『花森さま、失礼ですが、頂いた電話は花森さまのお電話ですか? 登録させて頂きたいのですが?』
「はい、私の電話です。登録して頂いて大丈夫です」

『ありがとうございます。ではよろしくお願いします』

電話を切って、向葵はホッと胸を撫で下ろす。

話してみればなんてことはない、相手はとても感じのよい女性だった。

――きっと、シュッとした美人なんだろうな。

自分には一生縁がないと思っていた弁護士という肩書の女性に、ほんのりとした憧れの気持ちを抱いた。
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