愛さずにはいられない
「なんだ?」
仁がすぐに奈央に近づき起き上がるのを止める。
「私のバック」
「目薬か?」
仁はそう聞きながら奈央に近くにあったバックを渡した。
奈央はその中から何かを出して仁に差し出す。
仁が手を伸ばすとそこには奈央の部屋の鍵が握られていた。
「合鍵」
奈央が照れてはにかむ。
「サンキュ」
「うんん。私の方が持っていてくれると助かるし。」
仁は奈央に笑顔を向けてから
「ちゃんと休めよ?なんかあったら連絡しろ。」
と告げて帰っていった。


仁がいなくなった部屋で奈央は寂しさを感じていた。
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