バッドジンクス×シュガーラバー
「やっぱりおいしいわね、ここのパスタ」
少し暗めの照明が落ち着いた雰囲気を演出する、カジュアルイタリアンの店内。
フォークでくるくると綺麗に巻きとったジェノベーゼパスタを口に運んだ侑子が、ゆったりと微笑みながら話した。
「うん。ピザもサクふわで最高~」
答えながら、私もまた右手に直接持ったスモークサーモンのピザにパクリとかぶりつく。
私がこのお店に着いてから約20分後には、侑子と合流することができた。思っていたよりも早く済んだようで何よりだ。
テーブルの上にはオーダーした料理が揃っており、私たちは久しぶりに一緒のディナーを楽しんでいる。
「そういえば今日、打ち合わせで浅村さんに会ったときちらっと聞いたんだけど。ちょっと前、憂依がお世話になってる仕入先が火事になって大変だったんでしょう?」
「えっ」
何気なく振られた話題に、少し不自然なほど驚いた顔をしてしまった。
取り繕うように私は笑みを浮かべる。
「あ、うん。そうなの、ケガ人が出なかったのはよかったんだけど」
「それは不幸中の幸いね。でも、そことはしばらく取引できないんでしょう? 代替先は見つかったの?」
「うん、それも大丈夫。久浦部長が、なんとかしてくれて……」
少し暗めの照明が落ち着いた雰囲気を演出する、カジュアルイタリアンの店内。
フォークでくるくると綺麗に巻きとったジェノベーゼパスタを口に運んだ侑子が、ゆったりと微笑みながら話した。
「うん。ピザもサクふわで最高~」
答えながら、私もまた右手に直接持ったスモークサーモンのピザにパクリとかぶりつく。
私がこのお店に着いてから約20分後には、侑子と合流することができた。思っていたよりも早く済んだようで何よりだ。
テーブルの上にはオーダーした料理が揃っており、私たちは久しぶりに一緒のディナーを楽しんでいる。
「そういえば今日、打ち合わせで浅村さんに会ったときちらっと聞いたんだけど。ちょっと前、憂依がお世話になってる仕入先が火事になって大変だったんでしょう?」
「えっ」
何気なく振られた話題に、少し不自然なほど驚いた顔をしてしまった。
取り繕うように私は笑みを浮かべる。
「あ、うん。そうなの、ケガ人が出なかったのはよかったんだけど」
「それは不幸中の幸いね。でも、そことはしばらく取引できないんでしょう? 代替先は見つかったの?」
「うん、それも大丈夫。久浦部長が、なんとかしてくれて……」