異世界にトリップしたら、黒獣王の専属菓子職人になりました
王城の菓子職人になることが決定したので、メグミは移動する前にテツシバへ行って残りの小豆を収穫することにした。
国王の採決の翌日に、ジリンに頼んでテツシバへ馬車を出してもらう。
途中で、仕入れで世話になっていた大通りの店へ『しばらくテツシバを休みます』と伝えるために寄った。挨拶代りに、おはぎを二つずつ持って行く。
「あんこ? うまいなぁ」
「これ、売れるんじゃね?」
嬉しい感想をもらい、提案まで受けた。王城の菓子職人になることは伏せておき、サユリの療養のための留守だと告げるにとどめた。
そのとき彼らから、国からの補助によってこちらへ出て来られたが、実は補助を受けるよう話をしに来た者がいたことを教えられる。
「そんなことが……。私はみなさんが王都まで出てくださって、すごく助かりました。いつか戻ってきますから、そのときはまたよろしくお願いします」
「メグミちゃんも元気でな。困ったことがあったら、いつでも来なよ」
口々に言ってもらえて目元を潤ませた。
国王の採決の翌日に、ジリンに頼んでテツシバへ馬車を出してもらう。
途中で、仕入れで世話になっていた大通りの店へ『しばらくテツシバを休みます』と伝えるために寄った。挨拶代りに、おはぎを二つずつ持って行く。
「あんこ? うまいなぁ」
「これ、売れるんじゃね?」
嬉しい感想をもらい、提案まで受けた。王城の菓子職人になることは伏せておき、サユリの療養のための留守だと告げるにとどめた。
そのとき彼らから、国からの補助によってこちらへ出て来られたが、実は補助を受けるよう話をしに来た者がいたことを教えられる。
「そんなことが……。私はみなさんが王都まで出てくださって、すごく助かりました。いつか戻ってきますから、そのときはまたよろしくお願いします」
「メグミちゃんも元気でな。困ったことがあったら、いつでも来なよ」
口々に言ってもらえて目元を潤ませた。