異世界にトリップしたら、黒獣王の専属菓子職人になりました
奥側になる調理場へ足を向けたときに、店の中を一通り眺めて最後の確認をする。
以前、ガラスで区切っていた奥側にあった作業場は、テツジが店の前部に移動させた。電気がなくて換気扇が回らないのでガラスは外してある。
焼き網が乗った火箱は一番前へ設置して炭を入れる。
この区域の幹線通りは大通りよりも狭いとはいえ、十分な人通りがある。その通りに面した感じになったので、みたらしを焼き始めるとなんとなくでも人が覗いてゆく。匂いにもそそられるようだ。
その並びに作業台が設置されている。ショーケースは反対側に並べて壁側に売り子が入る仕様にした。
――父さんが頑張ってくれたおかげで、店として成り立っているんだわ。
菓子職人だったテツジが大工の真似事までやった。父親であり師でもあるテツジは、本当にすごかった。すべては和菓子を作るため、そしてそれを食べてもらうために。
見回しても、店の中に異常はなさそうだったので、メグミは奥へ向かう。
以前、ガラスで区切っていた奥側にあった作業場は、テツジが店の前部に移動させた。電気がなくて換気扇が回らないのでガラスは外してある。
焼き網が乗った火箱は一番前へ設置して炭を入れる。
この区域の幹線通りは大通りよりも狭いとはいえ、十分な人通りがある。その通りに面した感じになったので、みたらしを焼き始めるとなんとなくでも人が覗いてゆく。匂いにもそそられるようだ。
その並びに作業台が設置されている。ショーケースは反対側に並べて壁側に売り子が入る仕様にした。
――父さんが頑張ってくれたおかげで、店として成り立っているんだわ。
菓子職人だったテツジが大工の真似事までやった。父親であり師でもあるテツジは、本当にすごかった。すべては和菓子を作るため、そしてそれを食べてもらうために。
見回しても、店の中に異常はなさそうだったので、メグミは奥へ向かう。