異世界にトリップしたら、黒獣王の専属菓子職人になりました
エディは、メグミに視線を向ける。

「どうかな。今から行く?」

まだ午前中だったが、今日は店を開けないことにする。もしもジリンのところで世話になるなら、どのみちテツシバはしばらく休まなくてはならない。

「店を片付けて閉めてきます。母さんのことも隣の奥さんに頼んでおかなくちゃいけないから、エディさん、少し待っていてください。ジリン様の話が何か分からないし、内容によってどうなるかはっきりしないけど、今日は戻ってこられますよね」

「いきなりメグミちゃんを閉じ込めるなんてこと、ジリン様はしないよ。今日は話だけになるだろうね」

「じゃ、すぐにまた来ます」

メグミは走ってテツシバへ戻った。
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