先輩、これって恋ですか?



──と、目を閉じていると、

耳元でわずかに聞こえた先輩の声。




“春香ちゃん、大好きだよ”と───





そう呟いた数秒後、

──智紘先輩の唇がわたしのそれに重なった。




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