先輩、これって恋ですか?
「……じゃあ、ここじゃなければ膝枕してくれるんだ?」
「───…え?」
「だって、人目が気になるところでは嫌なんでしょ?」
「いや、違っ……」
先輩、どういう解釈してるの……!?
わたしそういうつもりで言ったわけじゃないんだけど…。
「そろそろここも暑くなってきたし、俺のお気に入りスポット2のとこに案内してあげるー」
立ち上がりながら、“おいでおいで”と手招きをする先輩。
ついて行きたくなくてベンチに座ったまま首を振ると
「お姫様だっこで連れて行ってもいいけど。どうする?」
笑っているけど、その笑みがなんだかいつもと違って見えて背中がゾクっとした。
………今の、何だったんだろう…。
「答えないってことは肯定したと受け止めるけどそれでいい?」
「えっ? あ、違います…!」