Seven...KOKI
俺はコーヒーをバイクにおいて走った。
あれって…。
まさか!!
「ちょっとすいません!」
クリスマスイブもありにぎわう道を
人をよけながら走ったけどいつのまにか
見失ってしまった。
「はぁ…はぁ…」
やっぱり…見間違いだったかな…。
「ただいま」
「光輝、おかえり」
玄関まで出迎えてくれた雪。
「もうご飯の準備できてるよ?
あ、それともお風呂?」
「え…じゃあお風呂」
「は~い」
笑顔で脱衣所へ行き
タオルを準備しだした。
「雪?」
「ん?…え」
俺はタオルを持ってる雪に向かって
両手を開いた。