君の子守唄
覚悟

スタート

「えっ!?
………………………彰人君??
どうして、ここに………………。」

目を覚ました寧々は。

隣に眠る俺の姿に、驚きが隠せないようだ。

「…………………おはよう。
よく眠れた?」

ニッコリ笑う俺につられて、小さく頷く。

体を起こして向かい合うと

いつもしていたように、おでこにキスをする。

「……………………彰人………君。」

ただいつもと違うのは、寧々の反応で。

首まで真っ赤になって、布団に潜り込んだ。

………………………………えっ!?

いつもと違う反応に、つられてしまった俺は。

同じように真っ赤になって…………布団から飛び出た。

……………………………………。

叔父のような、兄のような気持ちで

接していたよな??

直ぐに洗面所に駆け込むと、鏡で自分の顔をチェックする。

…………………………………。

そこに映っていたのは。

さっき見た、真っ赤になった寧々の顔と

全く変わらなかった。

……………………………洋介達がいうように。

もう、兄のような気持ちで接することは難しいのか??

自分の顔に、愕然とする。
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