ラヴシークレットルーム Ⅲ お医者さんとの秘密な溺愛生活


おっとりとした口調で柔和な眼差しの眼鏡男子

身長は170cmあるかないかで、白衣の前ボタンをしっかりとかけネクタイも締められているせいか細身に見える
首に聴診器をかけていて白衣のポケットには意識障害の判定基準になるグラスゴーコーマスケールの表が差し込まれていて・・・・いかにも真面目そうな内科医師という容姿

緑色の手術着に白衣を羽織っている・・・高身長、肩幅広のナオフミさんや
黒色の半袖の手術着に“手術室専用”と書かれた白色のサンダルを裸足で履いている・・・・やや背は低いものの筋肉質でガッチリとした森村先生とは明らかに異なるその容姿

失礼かもしれないけれど彼には
ナオフミさんや森村先生のような
バリバリ仕事をやりそうな医師オーラは感じられない

彼は前期研修医を経てこの病院へ配属された3年目の医師だけど、総合診療内科に配属されたばかりのせいか初々しさも滲みでていて・・・・この病院では同じ1年生で自分よりも年下ということもあり親近感を抱いてしまっている私


「それじゃ、5分後ぐらいにお伺いしますね。」

『お待ちしています♪』


そして電話を切って約5分後



コンコンッ!


「前田です。」


言葉通り、前田先生は現れた。
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