お前は、俺のもの。

斉木課長は綾乃ちゃんに話しかけた。
「夏川さん、君は信用できそうだ。一ノ瀬くんはオレの大学の後輩でね。彼にもオレと同じ本物の幸せを味わって欲しいからね」
「私も、幸せになって欲しい人がいます。情報を分けませんか」

などと言って、二人はすっかり意気投合してしまっている。

一体、何の同盟よ?

駅に着いても話し込む二人に、呆れるしかない私だった…。




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