僕はペットで離婚を決めました

 それから数日後。


 今日は謙のお休みの日。

 買い物に行こうと言う事になり、ショッピングモールに行く事になった。


 だが…。


「はぁ? そんな遠くに行くのか? 」

 美奈が言い出したのは、ここから車で40分はかかるショッピングモール。

 そこにはドッグランがあり、犬と一緒に食事ができるフードコートがある。

 美奈は小太郎を連れて、そこに行きたいと言い出したのだ。


「なんで買い物にまで、犬を連れて行くんだ? 」

「だって、小太郎が寂しがるじゃない。お留守番なんて、可哀そうよ。一緒に行けるショッピングモールがあるなら、連れてい行って。小太郎も、他のお友達と遊ばせてあげたいの。ねっ、いいでしょう? 」



 結局。

 小太郎も一緒に連れて行く事になった。


 

 車を走らせて40分以上。

 休みの日で混雑しているショッピングモール。

 駐車所を探す事も大変で、待つ事30分。

 ようやく車を止める事ができた。


 時間はお昼を回っていた。



 先に腹ごしらえとフードコートに向かった謙と美奈。


 込み合っているフードコート。

 
 やっと席を確保できて、注文をして、お昼を食べ始める謙と美奈。

 傍にはペットカートに乗っている小太郎がいる。



 謙は丼ものを頼み、美奈はラーメンを頼んだ。


 2人が食べていると、小太郎が欲しそうに見ている。

 

 お昼を済ませると、ドッグランに来て小太郎を遊ばせる美奈。


 遠くで休んで謙は様子を見ている。


< 10 / 28 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop