不機嫌な彼と恋のマジックドライビング
すぐに
『無事に帰れた?よかった』

一通のメッセージが届き、立て続けにメッセージがきた。

『明日仕事終わったらデートしよう』

嬉しくて顔がにやける。
家に入ってこんなやり取りをしたら、兄にすぐに見つかり、追究されるだろう。
すぐに、香田さんに返事をうつ。

『お疲れ様です。
明日電車で行きます。車に乗せてもらえますか…?』

すぐに既読がつき

『喜んで。おやすみ、明莉』

私もすぐに返事を送る。

『香田さん、おやすみなさい』

明莉…名前で呼ぶ香田さんに再び私の頭は沸騰して、その熱が覚めるまで家に入れなかった。





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